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フッ素を始める年齢とは

2020年1月24日 (金)

■フッ素塗布は何歳から行うのがいい?

 

フッ素は、虫歯予防に効果があるものとして有名ですが、赤ちゃんや低年齢の子どもに対して使って良いものなのか、不安に感じている親御さまもいらっしゃることかと思います。とりわけ、歯科医院で受けるフッ素塗布は、高濃度の薬剤を使用するので何歳から行うのが良いか知りたいことでしょう。そこで今回は、フッ素塗布を行う適切な年齢についてわかりやすく解説します。

 

▼歯が生え始めたら開始する

 

当院でも行っているフッ素塗布というのは、歯の再石灰化を促し、歯質を強化する作用が期待できることから、虫歯予防に最適な歯科処置といえます。それだけに、赤ちゃんに対しても積極的に行っていくことをおすすめします。具体的には、歯が生え始めたらフッ素塗布も開始しましょう。最初の乳歯が生え始めるのが1歳に満たない位の時期なので、1歳からフッ素塗布を始めるといいかもしれませんね。そこで気になるのが赤ちゃんに対するフッ素塗布の悪影響ですよね。1歳からフッ素塗布を行うことで、発育に何らかの影響が及ばないか不安に感じている方もいらっしゃることかと思います。

 

▼専門家におまかせください!

 

確かに、フッ素というのは過剰に摂取することでさまざまな健康被害が及ぶことがあります。フッ素の過剰摂取が習慣化していたら、赤ちゃんの発育にも深刻な影響が現れることでしょう。しかし、歯科医院で受けるフッ素塗布というのは、あくまで赤ちゃんの歯の表面にフッ素を塗るだけの処置ですので、そういった心配もございません。また、施術するのは歯科医師や歯科衛生士といった歯の専門家であり、フッ素を塗布している最中に、誤ってジェルを飲み込んでしまう恐れも限りなくゼロに近いといえます。歯科医院で行うフッ素塗布は、常に細心の注意を払って行われておりますので、どうかご安心ください。
ご心配なことがございましたら、いつでもお答えさせていただきますので、お気兼ねなくご質問ください。

 

▼フッ素による洗口は3歳くらいから?

 

フッ素を活用した虫歯予防法としては、もうひとつ「フッ化物による洗口」というものがあります。フッ素入りの液体を使ってうがいをする方法ですね。こうしたフッ化物による洗口を安全に行うためには、ぶくぶくうがいができなければなりませんので、少なくとも3歳くらいまでは控えるようにしましょう。その点、フッ素塗布であれば歯医者さんの管理のもとに行われるので、洗口液によるうがいができなくても行うことができます。

 

▼まとめ

 

このように、フッ素塗布はだいたい1歳くらいになったら行ってもよいといえます。1歳半くらいになると、虫歯への感染リスクが大きく上昇しますので、それまでに強い歯質を作り上げておくことが大切です。

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