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銀歯とセラミック(白い歯)の違い
2020年1月24日 (金)
■銀歯とセラミックの歯はどっちがいい?
虫歯治療などを受けて、詰め物や被せ物を作る際、一般的には歯科用合金を用いますよね。いわゆる銀歯というのは保険が適用されることから、多くの人が施術を受けている方法です。ただ、最近ではセラミックの歯を希望される方が増えてきています。そこで今回は、銀歯とセラミックの歯はどちらが良いのか、わかりやすく解説します。
▼美しさは圧倒的にセラミック
人工歯の美しさを比較した場合、軍配が上がるのは間違いなくセラミックです。セラミックは単に白い素材であるだけではなく、質感や透明感、光沢なども天然の歯に限りなく近く仕上げることができます。しかも、患者さんそれぞれの歯の色調に合わせることができるため、装着後は人工歯だと気づかれない方が多いです。一方、銀歯は言うまでもなく銀色をしていますので、審美性においては大きく劣っていると言わざるを得ません。
▼噛み心地が優れているのもセラミック
セラミックは、とても硬い物質なので、虫歯になる前と同じような食生活を継続させることが可能です。例えば、おせんべいのような硬い食べ物であっても、気にせずに咀嚼することができます。もちろん、銀歯もそれなりの硬さを備えていますが、セラミックには及びません。
▼セラミックは摩耗やアレルギーが起こらない
銀歯の大きな欠点として、金属アレルギーのリスクがある点が挙げられます。銀歯は、使っていく中で徐々に口腔内へと溶けだし、アレルゲンとしての有害な作用を発揮することがあるのです。また、「メタルタトゥー」といって、溶けだした金属イオンが歯茎に着色をもたらすこともあります。これは患者さんにとっては非常に大きなデメリットといえます。その点、セラミックは金属を使用していないため、金属アレルギーを発症する恐れはありません。また、同じ理由から、メタルタトゥーを生じさせることもありませんので、そういった点も、銀歯と比べてリスクが少なく優れているといえます。さらに、セラミックというのはとても安定した物質であることから、経年的な摩耗や変色などもほとんど起こりません。
▼費用を重視するなら銀歯
ここまで、すべての点においてセラミックの歯が優っていることをお伝えしましたが、唯一、費用に関しては例外といえます。なぜなら、銀歯は保険適用されるからです。そのため、経済性を重視するのであれば、銀歯がおすすめといえます。
▼まとめ
このように、銀歯とセラミックの歯では、それぞれにメリットとデメリットがありますので、どちらが優れているかは一概に申し上げることはできません。ですから、どちらを選択しようか迷われている方は、一度当院までご相談ください。患者さまのご要望をお聞きした上で、最善といえる治療法をご提案いたします。
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