歯のクリーニングと適切な頻度について
2020年1月24日 (金)
■歯医者でクリーニングを受ける最適な頻度とは
お口の健康を保つためには、歯医者さんでの定期検診が欠かせません。定期的にメンテナンスを受けることで、虫歯や歯周病も早期に発見できるからです。同時に、歯の表面に堆積した汚れも一掃してもらえるので予防にも役立ちます。そんな歯医者でのクリーニングは、どのくらいの頻度で受けるのがベストなのか、気になるところですよね。
▼3ヵ月に1回が理想
一般的に、歯医者でのクリーニングは3ヵ月に1回くらいが理想といえます。3ヵ月もすれば、歯ブラシで取り除けない汚れもたまってきますし、虫歯や歯周病のリスクも上昇しています。ですから、お口の中がとくに汚れやすかったり、虫歯や歯周病にかかりやすい習慣がなかったりするのであれば、そのくらいのペースで歯のクリーニングを受けましょう。
▼歯が汚れやすい人はもう少し頻繁に
例えば、歯の着色を気にされてクリーニングを希望する患者さまもいらっしゃいます。そうした方は、習慣的にコーヒーや紅茶、赤ワインを飲んだり、喫煙習慣があったりすることから、通常よりも歯が汚れやすくなっていますので、もう少し高頻度で歯医者さんのクリーニングを受けても良いかもしれませんね。歯が汚れやすいということは、それだけ虫歯や歯周病にもかかりやすいことを意味していますので、比較的短い間隔で定期検診を受ける意義も大きくなります。
▼歯が汚れにくい人は半年に1回でも十分
普段から歯磨きをしっかり行えている人は、定期検診や歯のクリーニングで受診しても、ほとんど異常が認められません。そういった方に関しては、3ヵ月という間隔ではなく、半年に1回の間隔でクリーニングを受けても良いといえるでしょう。お口の衛生環境が整っている人は、それくらい間隔をあけても虫歯や歯周病が重症化するおそれも極めて低くなっています。
▼クリーニングでしか落とせない歯の汚れ
当院でも行っている歯のクリーニングは、通常のブラッシングでは落とせない歯石やバイオフィルムなどもきれいに除去することが可能です。これらを歯ブラシで無理に落とそうとすると、歯を傷つけてしまいますので控えるようにしましょう。そこは専門家に任せるのが一番といえます。
▼まとめ
このように、歯医者さんでの歯のクリーニングは、3ヵ月に1回程度受けるのが理想的といえます。つまり、定期検診の受診頻度もそれくらいが理想といえます。虫歯や歯周病を予防したいという方は、ぜひともそれくらいの頻度で当院までお越しください。
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