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虫歯ができやすい生活習慣とは

2020年1月24日 (金)

■虫歯になりやすい習慣や生活環境とは

 

虫歯のなりやすさというのは、実はある程度、遺伝によって決められています。というのも、歯を構成するエナメル質や象牙質は、人それぞれで虫歯菌への抵抗力が異なるからです。ただ、生活習慣や生活環境によっても、虫歯のなりやすさは変わってくるのが現実です。そこで今回は、どんな生活習慣や生活環境が虫歯のリスクを上昇させるのか、わかりやすく解説します。

 

▼糖質を多く摂取する

 

虫歯の原因菌であるミュータンスは、食べ物に含まれる糖質を栄養源として歯を溶かします。ですから、砂糖などの糖質をたくさん摂取する食習慣がある人は、基本的に虫歯になりやすいといえます。

 

▼歯磨きの回数が少ない

 

歯磨きは、食事をするたびに行うのが理想といえます。なぜなら、朝昼晩の食事にしろ、おやつなどの間食にしろ、何かしら食べ物を口に入れた時点で、虫歯菌の活動が活発化するからです。そのため、1日に歯磨きを1回しかしない人は、明らかに虫歯になりやすいといえます。また、正しいオーラルケアの習慣が身についているかどうかも、虫歯の発症リスクと密接に関わってきます。

 

▼口呼吸をしている

 

私たち人間の呼吸法は、鼻呼吸と口呼吸の2つに分けることができます。正常な人は、鼻で呼吸をするものなのですが、慢性的な鼻炎があったり、小さい頃からの習慣が残っていたりすると、口で呼吸をしてしまうものです。すると、お口の中が乾燥しがちになり、細菌の繁殖を促すこととなります。その結果、虫歯になりやすい口腔環境が作られてしまうのです。

 

▼家族に虫歯の人が多い

 

虫歯になりやすい環境的な要因としては、「同居している人が虫歯になっている」という点を挙げることができます。虫歯というのは細菌感染症の一種ですので、普段から緊密な接触をしている人から感染が広がりやすくなっています。とくに、小さなお子さまがいらっしゃるご家庭では、親御さまなどが感染源となって虫歯を広めてしまうことが多々ありますのでご注意ください。逆に、ご家族が虫歯予防を徹底していれば、お子さまが虫歯になることはほとんどなくなります。

 

▼まとめ

 

このように、虫歯になりやすい生活習慣や生活環境にはいろいろなパターンがありますので、上述したような点を参考にしていただけたら幸いです。それに加えて、当院でも行っているようなフッ素塗布やブラッシング指導なども受けると、虫歯予防効果をさらに引き上げることができますよ。

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